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「ゲノム編集で双子誕生」報道に対し、科学者が非難、関係者は「無関係」の声明を発表

2018年 11月 27日16:06 提供:東方ネット 編集者:王笑陽


 ○優酷とユーチューブ「優酷にアップロードされた動画5本はすべて削除された」

 25、26日の2日間、賀建奎氏は南方科技大学副教授の肩書で、国内外の動画サイトである優酷とユーチューブに、ゲノム編集実験を詳しく説明した動画5本をそれぞれアップロードしていたことが明らかになった。

 動画の中で賀建奎副教授は、ゲノム手術によってエイズウイルス(HIV)など危険な感染にさらされている赤ちゃんを救うことができ、彼らに健康的な生活と平等な機会を与え、家庭にも新しい希望をもたらすことができると、述べている。

 そして、「赤ちゃんを本当に愛する保護者であれば、ゲノム手術で赤ちゃんのIQ、髪や目の色などを変えることなどはないと信じています。これらのことは禁止すべきです。私の仕事が論争を招きやすいことは理解していますが、この技術を必要とする家庭がいることもよく知っています。彼らのためなら、世間の指弾も受けます」との発言もある。

 ユーチューブでは今のところ動画がまだ見られるが、優酷ではすでに削除されている。賀建奎副教授が自分で削除したのか、サイト運営者が削除したのかは分かっていない。

 

  ○倫理審査病院「賀建奎副教授との提携はない」

 中国臨床実験登録センターの情報によると、賀建奎副教授が行った実験の場所、そして実験に対する倫理審査の実施機関は、深セン和美小児科病院(深圳和美妇儿科医院)である。

 『深セン和美小児科病院医学倫理委員会審査申請書』というファイルも披露され、この中には病院のリーダーである黄華鋒を含めた7人の同意のサインが書いてある。

 しかし、26日、深セン和美小児科病院の程珍総経理はメディアに対して、「うちの病院では賀建奎副教授との提携はありません。この実験を行った場所も、赤ちゃんの出生地も、うちの病院ではありません」と表明した。